ことばのちから

世界は言葉でできている。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

失意泰然、得意冷然

山内前社長は「必需品ではない娯楽の商売をやる以上、勝てば天国、負ければ地獄」という持論を岩田社長に教え、「失意泰然、得意冷然」という座右の銘を残した。運に恵まれない時は慌てず泰然と構え努力せよ。恵まれた時は運に感謝をし、冷然と努力せよ、と…

人は二度死ぬ

わたしがいつも心にとどめている大事な言葉のひとつに「人は二度死ぬ」という言葉があります(もちろん007のタイトルではありません)。 とても有名な言葉なので知っている人も多いと思いますが、この言葉の意味は"一度目の死は肉体が死んだとき"で"二度目の死…

忘れていくことも含めて生きること

忘れていくことも含めて生きることなんだろうな、という気はしています。人は罪悪感を持ちながらも、どこかで折り合いをつけながらやっていると思うんですよ。その一方で、ほんとは折り合いをつけられるものじゃないというのが、無意識の中にあるんだと思う…

偉大なる人生とは

橋をつくるということの経験が人より多少に余計にあったからといって、これは人生の価値と全く別のことなんですね。偉大なる人生とはどんな生活を言うのか、ということなですが、これは非常に難しい問題でありまして、瀬戸大橋をつくるよりはるかに難しい。 …

常に鍛える

ただ共通して言えることは、土木は直接自然と対い合ってものを作る仕事であるということである。つくる場所によって自然条件は千差万別であるけど、とにかく自然の力の強大さ妥協を許さぬ非情さを否応なく思い知らされるという仕事である。土木技術は、現実…

理屈と実際

しかし 理屈では当たり前である ということと実際にやってみて当たり前であったということの間には大きい隔たりがある。実際にやってみて当たり前にすることによって はじめて技術は進歩するのである。」 http://shumiyama.exblog.jp/10550905/

「国土学」と「比較学」のすすめ

江戸時代を超えるはるか昔から、営々と努力してきて、やや極端な表現かもしれないが、今日のわが国土は、長年にわたる土木的行為の集大成として現前している。道路・港湾・空港はもとより、山林・農地・河川・湖沼・海岸などの現在の姿はすべて何らかの土木…