ことばのちから

世界は言葉でできている。

2017-01-01から1年間の記事一覧

変化が不可避的ならば先鋭的に行け

重要なのは、起こっている変化が、不可避的(Inevitable)であるならば、それが劇薬ではあっても、行き着く所まで先鋭的に行ってみることです。そして、最も重要なのは、往く道を行き着き、未来を追憶するように、還ってくる視線で現在を俯瞰することです。 ht…

まずは自分の「現場」を磨け

「現場」という言葉は魔物だ。 英語で直訳できる言葉はない。 ある種の製造業において「現場」とはあくまでも「製造現場」を指す。 他のあらゆる部門は「現場を知らない」部門だ。 「営業現場だって現場ですよね」という言葉を、 「”一般的には”そうは言いま…

「貴賤」も時代により移り変わる

今、貴いと思えるものが 明日は賎しいかもしれない。 今、賎しいと思えるものが 明日は貴いのかもしれない。 君子となるのか、小人となるのかは、君、自らの中にある http://www.nakaokashintarokan.net/

快適ゾーンを飛び出す

誰しも、既に自分に備わった力や経験で、ミスなく、うまくこなすことができることを好みがちです。しかし、そこにとどまっていては、それ以上の成長は期待できません。リーダーは、心地よい快適ゾーンを飛び出して、未知の分野に挑むことが奨励されます。そ…

「つもり」では成長なし

糸井 社長のアイデアがなんで通るかっていうと、勝つまでやるからですよね。野球でいえば9回で負けてたときに、社長は「12回までやるぞ」って言える。そういうずるを生かしてない社長は、多分ダメなんです。 ――MJの読者に一言、ビジネスがうまくいくアドバイ…

「やる」と「やりきる」は大きな違い

笠原は、病気の子どもが親からもらい受ける肝臓は、子どもを助けたいという親の強い思いのつまった「命のプレゼント」だと言う。その“家族の未来”を確実につなぐために、1,200件を超える手術を経験してもなお、手術の前には必ず時間を設けて手術記録を…

信頼の貯金

――自分の生活より信頼を守るほうが大事だと?【村西】そうです。借金を返済するってことは、信頼の貯金をするということでもあるのです。世界で初めて片面二層の4時間16分のDVD作品を5本作ったときは、さっきの20億円を借りた人から、さらに5億円の制作費を…

CTOは根っからの楽天家がいい

――技術者としての能力は必要ですか。久多良木 私はCTOに求められる基本的な資質として、何よりもエンジニアとしての卓越した技量と豊富な知識と経験に裏付けられた突破力、そして修羅場における揺るぎない戦闘力を挙げています。 いざとなったら、自らプログ…

アイデアはいきなり完成形でやってきたりしない

次は僕ら世代の番です。あなたは「ダムの作り方なんて知らないし、百万人を動員する方法なんてわかんないよ」って思ってるでしょう? しかし、秘訣をお教えしましょう。誰もそれを始めたときは知らないんです。アイデアはいきなり完成形でやってきたりしない…

創造はねつ造の一歩手前

――イノベーションをマネージメントするうえで、数あるアイデアの中から、どれを推進し、どれを却下するのか、どのように判断すればいいのでしょうか。小林 アイデアを出してきた若手に本質的な質問を投げかけることです。そうすることで、その若手がどれほど…

自らを変えるということ

いま、僕たちは自らを変えるという大きなチャレンジをしています。変化に対して受け身で対峙すると、被害を受けることになる。でも、自ら変化を起こしていけば、それを利用することができます。例えば、米ゼネラル・エレクトリック(GE)は金融業や製造業を…

3.11

福島第一原子力発電所を、 そして、東京電力を、許せないという人はいる。 それはもう、仕方のないことだと思う。言っても仕方のないことだけど、 ぼくは、福島を取材するたびに、いまだに思う。 「せめて津波が来ていなければ」と、いまだに思う。 思っても…

標準化、単純化、専門化

大倉は読書家だった。焼き鳥屋を始める前、ダイエー創業者の中内功の流通革命に魅かれ、中内の著作をすべて読んだ。中内の著作を通し価格破壊、創造的破壊、そして標準化、単純化、専門化して直営・FC方式で店舗を増やしていくというチェーンストア理論を学…

『にもかかわらずやる』という意志

「君のリポートは正しいのだろう。良くできていると言ってもいい。ただし、私が欲しかったのは、データを並べて当然のように導き出されるリポートや結論ではない。『にもかかわらず、やる』『やらなければ、将来はない。そのために、なにをするのか』という…

時に及んで当に勉励すべし、歳月は人を待たず

時に及んで当に勉励すべし、歳月は人を待たず 「時に及んで当に勉励すべし歳月人を待たず」 小倉駅近く、天ぷら「ふじしま」の厨房に掛けてあった暖簾に記された言葉。

変革とは、既得権益を奪うこと

社員の生産性の高い仕事を阻んでいるのは「上司です」と一刀両断。 「特に、男性の中間管理職の人たち。必要もない定例会議を増やして、誰もいらない膨大な資料を部下に作らせます。くだらないことのために、部下がクリエーティブな仕事をする時間を奪ってい…

森川亮氏が考える「ダントツにすごい人」

僕が考える「ダントツにすごい人」とは、 1.新しい価値を生み、結果を出しつづける 2. つねに成長することをやめない 3.「偉い人」にはならない この3つの条件を満たす人です。 僕があえて「年収半減」転職を繰り返した理由

作業の先を読み次の仕事の準備をするのが『できる社員』

ある日、社員に22時以降の残業を頼んだが、拒否された。「初めは憤ったが、経営者が社員の残業を当てにしていた」と吉原会長は反省した。その頃、近所にラーメン店がオープンした。19時頃に訪れたが「スープがなくなったから終わりです」と言われた。翌日か…

何も咲かない寒い日は、 下へ下へと根をのばせ。 やがて大きな花が咲く

何も咲かない寒い日は、 下へ下へと根をのばせ。 やがて大きな花が咲く

管理職の仕事は、『変化を感じること』

強いチームをつくるうえでの監督の役割についても、よく聞かれる質問です。私の理想は、監督が指示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考えて、実行できるチームです。つまり、指示待ち集団ではなく、考える集団。言葉にするのは簡単ですが、考える…