2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧
当社が面白いのは、徹底してフラットな組織であること。社長に対し他の役員が堂々と意見を言う風土を尊重している。会社の大事な方向性を決めるのはトップの役割だが、トップに一番ビジネスセンスがあるという保証はないからだ。 これは私が社長だったときか…
「私は投球フォームでも投げる感覚でも、昔の良い形を追いかけることはしません。だって、その日その日の状態は違うから。肩だって、軽い日もあれば重い日もある。その日に応じた自分を出せばいい。最高の状態だった時のことをイメージすることはあるけど、…
お前に勝ち目があるとすれば、お前に死ぬ覚悟ができていて、相手に生きることへの執着があるとき。その時は勝てるかも知れない。 映画『武士の一分』より。 目が見えない主人公(キムタク)に対して剣の師匠(緒形拳)が言った言葉。
親しんだ作家の言葉や作品が端々にまで隠れている。セリフに出てくるトーマス・マンの「魔の山」。二郎と菜穂子が身を寄せる上司宅の離れは、夏目漱石の「草枕」に登場する場所がモデル。上司宅には良寛禅師の書で知られる「天上大風」の額が掲げられている…
投資であれ事業であれ収益を上げ続けなければ生きていくことができないという鉄則があるんですけど、人を雇っていて思うのは「大きい仕事を手がければ手がけるほど、効率を考えれば考えるほど、部下が無理をしなければならない状況が発生する」ということ。 …
人が働くなかで、一番幸せなことは、周りに認められ、相応の報酬を受けることではないか。では、「システム部門で働く人たちは、幸せを感じているのだろうか」―。私がCIO(最高情報責任者)に就任した時、最初に問うたのはこれだった。と同時に「システム部…
従来の修理は職人技の世界でした。そこで用いられているのは、技術というよりも技能です。技術と技能の違いは、技術が集積化・知識化・標準化されたものであるのに対し、技能が一人ひとりの職人の経験や勘によるものだということです。しのはらが目ざす「メ…
「男と女」以上に大きな違いは、「仕事ができるか、できないか」 ですからマネージメント層とか政治家とか、「女性と男性が50:50にならないといけない」という論にもあまり賛成はしていません。それぞれ選択肢が自由であれば選んだ結果かもしれない。それか…