ことばのちから

世界は言葉でできている。

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

減点主義ではなく加点主義

社員をいかに「やる気」にさせるかで会社は決まる。やるのは、社長やなくて社員や。うちは7時間15分労働、年間休日140日に加え、給料は地域上位に設定し、年功序列、全員正社員、70歳定年。成果主義、パート・派遣社員は採用しない。 なんでかって?…

棍棒を持って静かに話す

国家の戦う力は「兵器の数や性能」と「戦う意志」を乗じたものだ。 資源小国である日本が、激動する国際社会の中で生き残っていくためには、国際協力が不可欠である。軽蔑され信用されない国と協力する国はない。日本が進むべき方向は、多くの国が良い国だと…

変化は計画できない。

世の中は(消費者も競合も技術トレンドも市場環境も、そして依って立つ競争軸も)常に移り変わるというのに「計画」は死守される。それを振り返って、見直し、書き換えるコストを敢えて支払ったとしても、そこで生まれるのは新たな「計画」だ。世の中の変化…

必要なことはシンプル

この世界は非常に複雑ですが、あなたに必要なことはシンプルです。何が必要か、何を蓄えなければいけないか、何を準備しなければいけないか、あれこれ計画する、なんて考えをやめることです。そして周囲をよく見渡し、関心あることをまとめ、常に学び、素晴…

悪魔の証明

ブラックスワン(黒い白鳥)が存在しないことを証明する。こんな命題を「悪魔の証明」と、科学界では表現します。 ブラックスワンが存在することは、世界のどこかで発見すれば証明できます。しかし、存在しないことを証明するためには、世界中を隈(くま)な…

暗黙知をできるだけ作らない

ところで、議事メモを取ってQiita Teamで共有みたいな話が多いですが、重要なのは、組織の中では暗黙知をできるだけ作らない、すべてを形式知に変えていくという態度だと思ってるんです。ここでいう暗黙知は、言葉の定義通りの暗黙知というより「誰か特定の…

マネジメント=オーケストラの指揮者

これまで管理職といえば、その業務に精通しており、経験から部下にアドバイスできる存在であった。今では部下が専門家で、口を出せないことも多い。 ドラッカーは、しばしばマネジメントをオーケストラの指揮者に例えている。指揮者はすべての楽器を各奏者よ…