ことばのちから

世界は言葉でできている。

2015-01-01から1年間の記事一覧

混沌とした秩序

「革新的商品を世に出したソニーの競争力は、エンジニア集団が群雄割拠した『混沌とした秩序』のたまもの。それが、出井さんが米国型の経営管理を取り入れた時期から壊された」 「“斬新で高級なおもちゃ”を世に送り出すという創業時からのソニーの使命は、20…

リアルタイム性

「ものづくりのプロセスを体系化し、稟議(りんぎ)書で何重にもチェックする日本の手法は、インターネット以前の大量生産時代には合理的だった。しかしいまはリアルタイム性が重要だ。新しいものをどんどん出し、問題があればその都度修正する。そういうス…

その場しのぎの言葉

将来的には ← 将来はない 時間のあるときに ← 時間はない 余裕のあるときに ← 余裕はない 手の空いた時に ← 手は空かない このフィーチャーはPhase 2で ← イテレーションはPhase 1で完結する 誰かやっといて ← やらない # TODO ← やらない # FIX ME ← 自分で…

私は何者か?

> 村上さんこんばんは。私はあまり自分のことが好きではありません。村上さんはご自身のことがお好きですか。 あまり自分については考えないようにして生きています。なるべくほかのことについて考えるようにしています。ほかのことについてどう考えるかとい…

本質への眼点

若き欽ちゃんは、高視聴率を記録した「あさま山荘事件」中継に驚いたそうだ。多くの時間「窓枠だけ」を写していたことに。彼は「何かが起こりそう」なことが重要と悟り、素人いじりの予測不能性に注力したそうだ。 はてなブックマーク - Long Tail World: ノ…

幸福のコンテンツ

幸せって思える時って、 今が幸せなう。 なんじゃなくて、 この先幸せになれる確率が前より高いっていう期待値を実感出来る時なんだと思う。 だから、誰かを幸せにするコンテンツを本気で作りたいんだったら、 今じゃなくて ”ちょと先の未来が幸せだと妄想出…

小説の三要素

情景描写と心理描写と会話、というのがだいたいにおいて、小説にとっての三要素みたいになります。 文章の手本を見つけましょう - 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

巧遅拙速(こうちせっそく)

私が好んで使う「巧遅拙速」という、孫子の兵法の言葉をご存じか。「巧遅は拙速に如かず」。巧遅は巧みでも遅い、拙速は拙くても速い。つまり、完璧さより速さが勝る。ビジネスは今や巧遅拙速の世界となり、競合相手より、いかに一歩早く踏み出せるかが力の…

神童感

芸人として売れるまで10年かかりました。その間も、社会に属せてないというコンプレックスを抱え続けていました。何とか続けられたのは、大学を目指した経験があったから。売れる保証なんて何もないけど前に進まなあかん。結果、「泥の中の進み方」を学ん…

グラフの落とし穴

会社なんて去年の書類のコピーで動いている。去年の書類はおととしの書類のコピーでできている。最初に書類作ったやつは別に法律も会計も自然科学も社会化学も人文科学も詳しくない。あなたたちは大学で勉強した学問の力で書類を直して行かなければならない…

ナイキのCM

史上最も素晴らしいマーケティングの例はナイキだ。思い出して欲しい、ナイキは日用品を売ってるんだよ!彼らは靴を売ってるんだ! でも、ナイキのことを考える時、みんな彼らのことをただの靴のメーカーとは感じないだろう。彼らの広告では、製品について語…

社内会議の有料化

社内の会議を1回数千円の「有料制」にしたのだ。料金は役員が出ると2倍、部長なら1.5倍。加えて会議が長くなるほど高くなる。部署ごとに積み上げて社内で公開した。実際に払うわけではないが意識が変わり、1年で会議は2割減った。 仕事を見つめ直そう 変…