福島第一原子力発電所を、
そして、東京電力を、許せないという人はいる。
それはもう、仕方のないことだと思う。言っても仕方のないことだけど、
ぼくは、福島を取材するたびに、いまだに思う。
「せめて津波が来ていなければ」と、いまだに思う。
思ってもしょうがないことだ。
津波は来たし、東日本大震災は起こったし、
福島第一原子力発電所は電源を失って、
起こってはいけない事故が起こったのだ。なにもかも元には戻らないし、
それを怒ったり、悲しんだりするのは、
とても自然なことだと思う。そのうえで、いま、活動をしている人たち。
廃炉に向けて、新しい仕事をしている人たち。
希望に向かって、歩き出している人たちを、
やはり、ぼくは、応援したい。
二度と起こらないようにする努力や、
少しでも元の場所に近づけようとする作業を、
ひとつひとつ、尊重したいと思う。福島第一原子力発電所は、さまざまな面がある。
きっと、ぼくが生きているうちに、
すべては解決されないのだろう。
それでも、そこからはじまる希望だって、ある。この場所を、許せない存在だと感じることを否定しない。
自分たちを引き裂いた元凶だと感じる人もいると思う。
福島第一原子力発電所は、さまざまな面がある。
人の数だけ、とらえ方がある。
どんなとらえ方だって、その人にとって、リアルだ。
だからこそ、ある一面だけを絶対的な見方として
ほかの人に強制するような不自然なことが
なくなりますようにと、せめて、祈る。まだまだたくさんの問題がある。
きっと、ぼくの知らない困ったこともあるだろう。
勘違いだってしているかもしれない。
それでも、ぼくは、
完全な理解や把握を目指して動けなくなるよりは、
実際の行動を選ぶじぶんでありたい。
現実的な、具体的な、実際の行動が、
たとえほんの少しずつでもよいことに近づくと、
あいかわらずぼくは信じている。「人が必死に生きるのは
http://www.1101.com/fukushima/2016/
次にある幸せを心のどこかで
期待しているからなんだと思います。」
標準化、単純化、専門化
大倉は読書家だった。焼き鳥屋を始める前、ダイエー創業者の中内功の流通革命に魅かれ、中内の著作をすべて読んだ。中内の著作を通し価格破壊、創造的破壊、そして標準化、単純化、専門化して直営・FC方式で店舗を増やしていくというチェーンストア理論を学んだ。
「鳥貴族をつくった男」の知られざる悪戦苦闘
『にもかかわらずやる』という意志
「君のリポートは正しいのだろう。良くできていると言ってもいい。ただし、私が欲しかったのは、データを並べて当然のように導き出されるリポートや結論ではない。『にもかかわらず、やる』『やらなければ、将来はない。そのために、なにをするのか』ということを、死ぬほど、考え抜いた報告が欲しかったのだ。その新規事業をやめるべきだという君のリポートは、一般論として正しいのだろうが、『にもかかわらずやる』という意志を経営者が持った時に、『どうするのか』といったところまで、考え抜かれていないのだよ」
「にもかかわらず、やるのだ」創業者の叱責
時に及んで当に勉励すべし、歳月は人を待たず
時に及んで当に勉励すべし、歳月は人を待たず
「時に及んで当に勉励すべし歳月人を待たず」
変革とは、既得権益を奪うこと
社員の生産性の高い仕事を阻んでいるのは「上司です」と一刀両断。
会議なし、資料なし、会社に来る必要なし!/カルビー松本会長「ダイバーシティーが嫌いな会社に未来はない」
「特に、男性の中間管理職の人たち。必要もない定例会議を増やして、誰もいらない膨大な資料を部下に作らせます。くだらないことのために、部下がクリエーティブな仕事をする時間を奪っていくのです」
森川亮氏が考える「ダントツにすごい人」
僕が考える「ダントツにすごい人」とは、
1.新しい価値を生み、結果を出しつづける
2. つねに成長することをやめない
3.「偉い人」にはならない
この3つの条件を満たす人です。
僕があえて「年収半減」転職を繰り返した理由
作業の先を読み次の仕事の準備をするのが『できる社員』
ある日、社員に22時以降の残業を頼んだが、拒否された。「初めは憤ったが、経営者が社員の残業を当てにしていた」と吉原会長は反省した。その頃、近所にラーメン店がオープンした。19時頃に訪れたが「スープがなくなったから終わりです」と言われた。翌日から早く店に行き、3日目にしてようやく食べられた。この経験から吉原会長は「良い商品を提供すればお客さんが合わせてくれる」と気づき、労働時間の削減に挑戦した。
取り組んだのは、就業時間内でできる仕事を時間内で終わらせる教育だ。「残業を前提にすると仕事が遅くなる」と考え、従来の残業代分の賃金を基本給に上乗せし、代わりに残業をゼロにするよう指示した。「経営者側もリスクを負うことで、従業員も熱心に取り組めた」と話す。
生産能力の高い社員と低い社員の違いを研究し、分析した。この結果、「できる社員は作業の先を読み、次の仕事の準備をする」と結論づけた。できる社員のノウハウを全社員で共有し、全員で作業の無駄を排除していった。
社員7人の町工場、残業ゼロで年収600万円超!ヒントはラーメン屋に