「よく『会社人間はダメ』というけど、仕事人間だからダメなんじゃない。会社しかない人生だからダメなんだ」。それから小さいが強い、澄んだ目でこう言った。「人間はいくつになっても、自分がいかに未熟かを痛感できる世界を持っていないと」
人生は夕方から楽しくなる 映画監督 押井守さん
「頭の良さ1割、度胸9割」
会社創業時の人材に必要な資質は「頭の良さ1割、度胸9割」だよ。でも会社が成長していくに従って、人材の質が変化して「頭の良さ9割、度胸1割」の社員が増えてくる。
国家でも企業でもそうだけど、それなりに大きな組織を統治するには、トップと部下の間で、何らかの一致点というか共感できる部分が必要なわけ。
具体的には、「あの人の言うことはよく理解できるから、信じて従おう」とか、「あの人はやっぱりポイントが分かっているよな。だから信用して、ついていこう」みたいな共感というか。自分との一致点を部下に感じてもらえないと、大きな組織のリーダーシップはとれないんだよ。
オレの愛したソニー「ソニー社長を引き受けた平井さんは軽率だな」プレステ生みの親・丸山茂雄が語る迷走の裏側(上)
おもねらない人
チャレンジ精神が旺盛な人材かどうか、どのように見分けますか。
「例えば企画会議をやっていて、上司の目を気にして優等生的なありきたりの答えを考えるような人では困ります。先回りして正解を答えるタイプはいりません。議論するだけ、時間が無駄です。自分の意見があり、芯を持っていて『おもねらない人』を求めています。30分、40分話して振り回すと、大体分かります。しかし、そこまでしても『裏をかく人』もいるので採用のミスというのはあります」
上司にこびる社員、おもねるイエスマンは好きじゃない DeNA会長 南場智子氏
北島康介の引退
弱くなった自分をみてもう一回自信と強さを取り戻そうとしてくれた平井コーチにはほんとうに感謝の気持ちでいっぱいです。
NHK号泣インタビュアー、北島康介の引退表明で涙を流し感動すると話題にww「だってインタビューの人が泣いてんだもん」ww(動画)
新しい道を作る
「どの道にも傑出した人がいる。僕のように平凡な人間が闘うには、いくつもの道を組み合わせ、新しい道を作るしかない」
元アルバイトのサービス工学博士、外食の繁盛招く
目的と手段とほどよい選択肢
この間、京都のいわゆる「田舎」と呼ばれる町に関わるイベントを開催したのですが、わたしはSNSでシェアされるには?みたいなことばかり考えていました。しかし町の人からは、「パソコンもスマホも持ってないしfacebookもやってない人が多いからチラシを作りたい」なんて言われるんですね。
選択肢が多すぎないのがいいなあと思います。こないだ会社のランチの時に「選択肢が増えすぎると幸福度が下がる」という話をしていて、確かにそうだと思った。たくさんある選択肢から一つを選ぶこと自体パワーがいるし、選んでからも「もしかしたら他のが良かったんじゃないか」みたいな必要のない「損した」感が拭えない。もちろん、1つしか選べないとそれはそれで困るんだけど、京都の場合はその選択肢の数が程よいんです。
京都でデザイナーを始めて2年になるが、ますます京都のことが好きになっている