「自分が美味しいものが、相手も美味しいとは限らない」という前提で。基本はお客が求めているものを売らないとだめ。
(いきなりステーキ)立って食べることに価値はない。
ある時期に経営者が今までより謙虚ではなくなる。あるところまでいくと、結構日が当たるのでちやほやされる。その気になっちゃう。その辺から口で言っていることと決定の軸が変わる。そうすると部下はわかる「なんでこれをやるのだろう?」と。それが3つくらい続くとトップに不信感がわく。でもトップは知らない。分からない。これが崩れる元。
初めはお客の価値づくりをした。「喜ぶことをやろう」と決めた。店づくりも立地も傘袋も作ったり、お客が喜ぶことなら何でもやった。売れてきて株式が公開されていい値段がついてくると、今度は人間というものは、「お客のためにやろう」と言いながら店だけを作ってしまう。そうすると価値づくりが止まるので3年経つと他社に追いつかれて崩れていく。だから大きくなるとダメになる。
買ってもらうためには、自分の意見ではなくてお客さんのほっしていることに徹すること。売れなければ自分のやっていることが間違っていると思えばいい。
ユニクロもニトリも、いい理由がある。消費者の価値に合わせて自分たちの行動を変えたひとたち。
歴史があることはブランドではない。
商売は時代の流れに合っていかないといけない。同じものを売っていては売れなくなる。消費者の嗜好が変わっても、売っている側が変わらないからダメになる。だから言われて変わるのではなく、言われる前に変わらないとお客はいなくなる。
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