ことばのちから

世界は言葉でできている。

支える側、支えられる側

「昨日までは厚労省の一員として自分は人を支える側だと思っていたのに、一瞬にして、一晩にして、弁護士など誰かの力に頼らねば何もできなくなったのです。自分にもそういう時が訪れる。人には支える側と支えられる側がいるという考え方は間違いで、いつでも選手交代になる。しかもある日突然そうなるということを知りました」

共生社会とは何か 村木厚子さんに聞く 変わらぬ自分、変わる立場 「選手交代」は一寸先