ことばのちから

世界は言葉でできている。

コモディティ化の境目

――鴻海はシャープを用いて有機ELの開発を加速させたいようですが。 液晶パネルの生産は、世代が下りる(新しくなる)に従って、投資規模が増えているビジネス。市場もある程度大きくなっているが、それを超える勢いで技術的に高度になり、投資規模が増えている…

ビジネスには定石がある

コモディティー化を避けるには、どうすべきか。 私が定石ととらえているのが、米国の経営学者、マイケル・ポーター氏が提唱する「独自の姿への3ステップ」です。3ステップとは(1)生産性のフロンティアラインを達成する(2)そのためにトレードオフを伴…

鳥の目、虫の目、魚の目

高い場所から「鳥の目」で文字通り鳥瞰(ちょうかん)し、自社のビジョンを点検します。そして、「虫の目」で現場を歩き、実態を知り課題解決を図ることも重要だと思います。新たな成功の種が随所に転がっていそうです。そして最後の「魚の目」で世界の潮流…

だれかがやらなければならないのなら自分がやる

このような状況を打破するには、社員一人ひとりが「誰かがやらねばならぬなら、俺が(私が)やる!」という姿勢に自己革新することが大切になります。ちなみに、ウィリアム・ジェイムズ(1842~1910)というアメリカの哲学者・心理学者は、その著書『宗教的…

真の競創

100mトラックを人より速く走る事は真の競創ではない。誰も分け入った事の無い原野を一人切り開き、まだ生まれていない道を一人全力疾走すること、それが競創だ。そこには観客も審判もストップウォッチも存在しない。 https://twitter.com/ishii_mit/status/1…

持続可能なシステムとは

・人間の努力や注意力に依存したシステムは必ず破綻する ・人間がミスしないことを前提にした運用は必ず破綻する…この2点が、どうかもっと周知されますように。 Masatomo Kobayash:) on Twitter: "・人間の努力や注意力に依存したシステムは必ず破綻する ・…

マクドナルド症候群

すべての引き金は、顧客満足を犠牲にして、売り上げと利益を取りに行くことだ。ゴール設定は、集客数や最終利益になる。となると、まずは混雑が軽視される。本当はキャパシティーにあわせて制限をすべきところが「バルブ」を閉めることができなくなる。 「夢…

人を守り、己を守る

人を守ってこそ自分も守れる。 己のことばかり考える奴は、己をも滅ぼす奴だ。 名言ナビ - 人を守ってこそ自分も守れる。己のことばかり考える奴

死に物狂いでやらなきゃいかん

僕はいつも人が評価してくれることに感謝してる。職に就けてくれたことに感謝してる。だから死に物狂いでやらなきゃいかん。 人が評価してくれること、職に就けてくれたことに感謝してる。だから死に物狂いでやらなきゃいかん。 中西太(プロ野球) - スポー…

秩序ある混沌

――草創期のソニーは他社と何が違ったのですか。 「大事なのは、個人の力を生かす組織であることだ。歴史ある名門メーカーの研究開発部門にはボスがいて自由に研究できないように思えた。一方、ソニーは、それぞれが思い思いに勝手なことをやっても、組織全体…

未踏の分野=一流の仕事

「科学者にせよ、企業家にせよ、二流でも未踏の分野なら一流の仕事ができる」 (10)革新生んだ「理想工場」 ソニーのトランジスタラジオ 効率優先、技術の芽摘む 「もうけるためじゃなくて、研究費を稼ぐためにやっているんだ」 岩間はラジオの新製品を指さ…

問題は寝かせておいて改善はしない

「寝かせておけば(熟成して)味がよくなるワインとビジネスは違う」。ホイットマン氏は早速、問題があれば「24時間以内に上司に報告し、48時間以内に解決する」ルールを導入して改善に取り組んだ。 旧HPトップの説得力に欠ける「愚痴」

Permissionless

「(略)どんなに私が『これだめじゃない?』と大騒ぎしても、数字がよければアクセルを踏む。この審判を経営会議がやるなと。本当に偉い人は経営会議ではなく、ユーザーです。ユーザーの審判を仰ごうじゃないか。それができる時代なんですよね。これを我々…

下請けになること

たしかに日本の中小企業にとってアップルの下請けになることが、大きな利益をもたらすように見えた時期もあったかもしれない。だが、それは禁断の果実だった。一旦、下請けになれば、どんな無茶な要求をされても、文句も言えずに、呑み込むことしかできない…

制度の良し悪し

「新しいものをすぐ社会に出せる国の形になっていない。例えば法制度だ。一言で言えば、米国の法律は『やってはいけないこと』を書くのに対し、日本の法律は『やっていいこと』を書く。米国ではインターネットが民間開放された途端、選挙での利用を含め、あ…

従来の延長線にブレークスルーはない

「すべての目標を高く設定するのは問題だが、ここ一番というときは狙う目標は十分に高くすべきだと考えている。低い目標では(従来の延長線上の)積み上げとカイゼンにとどまってしまう。だが、目標が高ければブレークスルーを起こせるようになる。世界一、…

タクトタイム

太平洋戦争中、日本海軍の主力戦闘機だった零戦を開発。中島飛行機とあわせて極めて短期間で1万機以上、次々と量産した。それができたのは生産工程ごとの標準作業時間を設定し、時間当たりの生産数を管理する「タクトタイム」があったからという説もあるほ…

支える側、支えられる側

「昨日までは厚労省の一員として自分は人を支える側だと思っていたのに、一瞬にして、一晩にして、弁護士など誰かの力に頼らねば何もできなくなったのです。自分にもそういう時が訪れる。人には支える側と支えられる側がいるという考え方は間違いで、いつで…

ホームで抱える問題がアウェイで解決することはない

自分のホームで解決できないことを旅に預けるのは、分を超えたことだ――というあまり役に立たない意地が、常にブレーキをかけてくる。 わたしにとって旅行はただの移動であり気晴らしだ。自分がホームで抱えている問題がアウェイで解決することなんてない。と…

市場分析のまえに作っちゃうのが好き

具体的には、本田宗一郎さんとか、SONY、任天堂、ジブリなんかの創業物語が好きです。海外も面白い話が多いですよね。シリコンバレー系のGoogleの創業物語とか、フェイスブックの話は映画にもなりましたけれど。Apple、ピクサーも面白いです。 彼らの共通点…

経営者が成すべきマーケティング

これからの会社は、2種類のマーケティングを必要とする。1つは顧客へのマーケティング。もう1つは、知識を持つ人々へのマーケティング、会社のために働く人々へのマーケティングである。そして実は、経営者の仕事はこの2つだけなのだ。 有能な人へは、命令…

尽くして力まず、施して求めず

「『尽くして力まず、施して求めず』だよ。批判されるのは、それだけの仕事をしているということ。男のロマンだな」 阪神・中村勝広GMとの最後の電話。止まなかった批判に「男のロマンだな」。(2/3) - プロ野球 - Number Web - スポーツ総合雑誌ナンバー…

ラグビーの本質は、人のために犠牲になること

ラグビーの本質は、人のために犠牲になること(五郎丸歩)

人生とは半分他人に使うようになると楽になる

人生とは半分他人に使うようになると楽になる(出典不明)

リーダー職、3つの責務

わが社ではリーダー職を受けるのであれば、その職を賭して実行することを期待している“3つの責務”があります。 1つ目は、「明確な命令によってメンバーを動かすこと」です。納期に間に合わせられない部下がいるのであれば、直接サポートをしてでもその部下…

必要なエネルギー「計画に1、実行に10、成功には100」

戦略が失敗するほとんどの原因は、戦略の中身よりその実行段階にあります。また「『計画には1のエネルギー、実行には10のエネルギー、そして成功するには100のエネルギーが必要だ』という覚悟でやらないから、成功する前に途中で諦めてしまう」といった取り…

感受性

鹿児島建設新聞より

儲けること

私は儲けることって、すごく大事だと思ってるんです。一度も自分で儲けたことが無い人のアドバイスなんて、聞く意味も無いと思ってるくらいに。だって儲かっているのは、「お金と時間を対価として差し出してでも、あなたが提供しているソレが手に入れたい」…

おもしろおかしく

では、社員の目と耳を開かせるにはどうすればいいかというと、おもしろおかしく働いてもらえばいいのです。人はおもしろいと感じたことについては、知識欲が増進します。好意を抱いた異性のことを深く知りたいと思うように、心底興味のある仕事については「…

発散と自立

カシオで電卓担当だった羽方将之元常務は「設備投資がかさむデバイス内製化を断念、機能開発に絞った」と語る。ゲーム電卓に関数電卓、プリンター付き電卓と新機種を出し続けた。電卓から派生した電子辞書でもカシオは過半のシェアを占める。「止まれば陳腐…