ことばのちから

世界は言葉でできている。

秤は自分の中にある

人より頑張ることはとてもできない。あくまでも秤は自分のなかにある。自分なりにその秤を使いながら自分の限界を見ながらちょっと超えて行く。を繰り返してゆく。そうするといつの日かこんな自分になっているんだと。少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけないと思う。
一気に高みに行こうとすると今の自分とギャップがありすぎて続かない。後退もしながら、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でもそれが正解かわからない。そうやって遠回りすることでしか本当の自分に出会いない。

イチロー引退会見より

IQ より EQ

EQ(Emotional Intelligence Quotient)とは

EQが測定されたのは1989年。アメリカのジョン・メイヤー博士が初めて発表しました。
IQが頭の良さを表す知能指数であるのに対し、EQは「生きる力」をどれくらい持っているかを表す指数になります。人間の言動はその時の気分や状態によって変わるものなので、その時に置かれている状況によってその都度変わってきます。自分の置かれている状況を認識してそれをコントロールすることができれば、適切な言動ができるようになるのです。


では、EQが高い人はどうでしょう。

一般的に、EQが高い人は好奇心旺盛で努力家です。そして、コミュニケーション能力が高く協調性がある、自分の感情をコントロールできるため逆境に強い……という、社会や仕事で求められる「生きていく力」が備わっていると言われています。

時代はIQからEQへ……。心の知能指数「EQ」って何?

戦略思考:Big Picture , Matrix , Logic Tree

さてここで、具体的にどのような方法や手法を使って育成するのか、その一部を紹介するならば、まず3つの戦略思考 (Big Picture , Matrix , Logic Tree )による実践トレーニングを挙げることができます。

  • Big Picture

ビッグピクチャーあるいは全体図、鳥瞰図と呼ばれるもので、物事を枠組みでとらえたり、大局の流れを有機的につかみ全体のつながりを全体観として観る手法です。

  • Matrix

マトリックスあるいはグリッド、格子図とも呼ばれるものです、いかにしてまわりの変化を自分の中に引き込んでいくのか、自分に欠けているものがなんなのかを自ら気づいていく手法であり、情報と情報を掛け合わせることによって新しい情報を創り出していく弁証法的な手法です。論理の一貫と客観性を磨くために有効です。

  • Logic Tree

ロジックツリーあるいは論理の木、筋道とも呼ばれるもので物事の体系的な分析に使います。たとえば、大きなものを、中位のもの、さらに小さなものへと大→中→小と要素分析します。また問題とその原因についてや、ある目的をどのような手段をもって達成するかといった、目的と手段の分析などに使われる手法です。


以上の3つの戦略思考を、全体をつなげる力(全体適合力)、 変化に対応する力(変化適合力)、目的を実現する力(目的適合力) と呼ぶ場合もあります。そして、これら3つの力の実践に加えて、さらに経営の共通言語、SWPの共通言語化を強力に推めます。

HOME » 小畠宏オフィシャルサイト » 戦略塾のお知らせ。

魔の川・死の谷・ダーウィンの海

以前から技術を事業に繋げるには3つの障害があるといわれてきました。

  • 技術を開発しても製品に繋がらない「魔の川」、
  • 開発した製品を「商品化」できずに埋没させてしまう「死の谷」、
  • 開発商品が市場で淘汰される「ダーウィンの海」と呼ぶ3つの障害

です。
魔の川を渡れないのは市場ニーズに合致する技術テーマの絞込み不足が原因です。死の谷は開発に係わるリスクをテークすべき技術担当役員の資質が問題となります。ダーウィンの海では技術戦略とマーケティングの整合性が課題となりますが、最近の日本企業の失敗の多くがこれによるものと私は思います。

成長に必要な技術戦略

世界は美意識で競い合ってこそ豊かになる

何度も書いている気がしますが、原研哉さんの素敵な言葉を引用します。

世界は美意識で競い合ってこそ豊かになる。

本当にそう思います。だからこそ、高い志を、強い意思を、深い思考を、広い視野を持った経営者がこの国にはもっとたくさん必要です。それが文化的な成長への近道だと思います。

美意識のある経営を。|文鳥社とカラスの社長のnote|

相手の瞳のなかに自分を見つけるということ

奇跡のレッスン ~世界の最強コーチと子どもたち~ - NHK

 最も印象的だったシーン。

 ダニエル氏が子供たちに指揮者に向かうのではなく、一人ひとりバラバラに、反対側の方向を向いて演奏させる。指揮者が見えないから、それぞれの音に耳を澄ませて演奏しなければならない。向いている方向が同じならば、演奏はバラバラにはならない。

 次は二人で、それぞれを向いて、見つめ合いながら演奏させる。照れくさいけどやってみる。すると以前よりも音が合ってくる。

 バラバラの方向を向いても演奏を合わせるとは…対自的に、自分と対話しつつ、同じ方向を見つめるということ。

 二人で見つめ合うとは…対他的に、見つめ合いながら、相手の瞳の中にも、自分を見つけるということ。

 これらはきっと人生論かもしれないし、組織論かもしれないけど、結構、ずっと考えてきたことと一致しました。最後にダニエル氏がピアノと合奏した「タイスの瞑想曲」曲が素晴らしかったです。

https://www.facebook.com/100003678524115/posts/1363633760435895/

倒れこんで背中に感じた芝生の感触や見上げた空を忘れるな

「ロストフで倒れこんで背中に感じた芝生の感触や見上げた空、ベンチに座っていた居心地の悪いお尻の感触を忘れるなと話した。僕が言わなくても、小さい選手、グループリーグ突破の翌日に話してくれた選手がいたので、(みんな分かったと思う)。ベルギー相手に3点目が取れるとも思える状況で逆転負けした。あれが世界だと。日々鍛えて前にということを感じた」

西野監督、選手に伝えた大切なこと「ロストフの芝生で感じたもの、見上げた空を忘れるな」

ワールドカップ日本代表惜しかった・・・