強いチームをつくるうえでの監督の役割についても、よく聞かれる質問です。
私の理想は、監督が指示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考えて、実行できるチームです。つまり、指示待ち集団ではなく、考える集団。言葉にするのは簡単ですが、考える集団をつくるには、土壌づくりと同様に時間が必要です。
私が最初に取り組んだのは、「相談できる人」に育てることです。相談するとはどういうことかを部員に教えることから始めました。
青学・原監督「管理職の仕事は管理じゃない」
「インコース高めに外せ」
当社は市場のど真ん中には球を投げないと決めた。他社も投げるから。車づくりを「インコース高めに外せ」と言っている。大切なのは外す方向を統一すること。それがブランドに直結する。アウトコース低めでもいいけどインコースのほうが攻めてる感じがして良いでしょ。
市場の中心で勝負せず マツダ会長 金井誠太氏
"人" も 内部留保
―大きい会社でも、内部留保でお金を貯め込むことが問題になっています。それについてはどう感じられますか?
丹 いや、これも内部留保なんだよ。みんなにお金をあげれば、やめずに働き続けてくれるでしょう。従業員は資産だから。
ブラック企業は損 「富士そば」の超ホワイトな経営方針
オバマの広島スピーチ
世界はこの広島によって一変しました。しかし今日、広島の子供達は平和な日々を生きています。なんと貴重なことでしょうか。この生活は、守る価値があります。それを全ての子供達に広げていく必要があります。この未来こそ、私たちが選択する未来です。未来において広島と長崎は、核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られることでしょう。
オバマ大統領の広島スピーチ全文 「核保有国は、恐怖の論理から逃れるべきだ」
未熟を痛感できる世界
「よく『会社人間はダメ』というけど、仕事人間だからダメなんじゃない。会社しかない人生だからダメなんだ」。それから小さいが強い、澄んだ目でこう言った。「人間はいくつになっても、自分がいかに未熟かを痛感できる世界を持っていないと」
人生は夕方から楽しくなる 映画監督 押井守さん
「頭の良さ1割、度胸9割」
会社創業時の人材に必要な資質は「頭の良さ1割、度胸9割」だよ。でも会社が成長していくに従って、人材の質が変化して「頭の良さ9割、度胸1割」の社員が増えてくる。
国家でも企業でもそうだけど、それなりに大きな組織を統治するには、トップと部下の間で、何らかの一致点というか共感できる部分が必要なわけ。
具体的には、「あの人の言うことはよく理解できるから、信じて従おう」とか、「あの人はやっぱりポイントが分かっているよな。だから信用して、ついていこう」みたいな共感というか。自分との一致点を部下に感じてもらえないと、大きな組織のリーダーシップはとれないんだよ。
オレの愛したソニー「ソニー社長を引き受けた平井さんは軽率だな」プレステ生みの親・丸山茂雄が語る迷走の裏側(上)