段ボールを使った造形加工のアキ工作社(大分県国東市)は13年、週休3日制を導入した。その分、残り4日は1日10時間働く。効率的な働き方を徹底し「会議が皆で悩む場から結論を出す場に変わった」(森山長英、42)。総労働時間は2割減り、業績も右肩上がり。メリハリをつけた働き方に賛同者も広がる。
世界が問う(1)スウェーデンの挑戦 「1日8時間」常識じゃない
コモディティ化の境目
――鴻海はシャープを用いて有機ELの開発を加速させたいようですが。
液晶パネルの生産は、世代が下りる(新しくなる)に従って、投資規模が増えているビジネス。市場もある程度大きくなっているが、それを超える勢いで技術的に高度になり、投資規模が増えている。ところが、値段は上がるどころか、あっという間に下がっていく。これでは回収できないし、大型液晶なんて、ほとんど誰も儲かっていないと思う。これは有機ELでも、同じ問題が起きうる。
人間が目で見る商品だから、私たちが価値を認識できないと、意味がない。結局、すでに4Kテレビも、値段が下がっている。「私たちは特殊で、すごい技術を持っています」と言ってみたところで、エンドユーザーが認識できないものに価値なんてない。いい技術はカネになる技術だから。その事業領域にい続けることに意味があるのかすごく疑問だ。
むしろ液晶のバリューチェーンの中では、接着剤とか薄膜技術であるとか、川上のメーカーですっと儲かっている企業もある。こっちがコモディティ化しないのは、作れる企業が1社か2社しかないから。パネルのように、2~3年ごとに、何千億円単位の投資が必要なわけでもない。
「シャープを含め、企業再生に甘い薬はダメ」
鳥の目、虫の目、魚の目
高い場所から「鳥の目」で文字通り鳥瞰(ちょうかん)し、自社のビジョンを点検します。そして、「虫の目」で現場を歩き、実態を知り課題解決を図ることも重要だと思います。新たな成功の種が随所に転がっていそうです。そして最後の「魚の目」で世界の潮流を読みリスクを最小化しチャンスを見逃さないように注意したいと思います。
組織を強くする「愛こそはすべて」 (高原豪久氏の経営者ブログ)
だれかがやらなければならないのなら自分がやる
このような状況を打破するには、社員一人ひとりが「誰かがやらねばならぬなら、俺が(私が)やる!」という姿勢に自己革新することが大切になります。ちなみに、ウィリアム・ジェイムズ(1842~1910)というアメリカの哲学者・心理学者は、その著書『宗教的経験の諸相』において「何人かが、當然(とうぜん)それを爲(な)すべき筈である。それなら、自分が何ゆゑ爲さずに濟(す)むのか」との一文を遺(のこ)しています。
浅間山荘事件(1972年)で機動隊の指揮を執った佐々淳行氏は、学生時代にこの本に出会い「ああ、これなんだ、アメリカの強さは。だれかがやらなければならないのなら、自分がやる。自ら志願することの強さなんだと気づいたんです」と語り、これが警察官になるきっかけになったと仰っています。
「やる気スイッチ」はこうして入る
真の競創
100mトラックを人より速く走る事は真の競創ではない。誰も分け入った事の無い原野を一人切り開き、まだ生まれていない道を一人全力疾走すること、それが競創だ。そこには観客も審判もストップウォッチも存在しない。
https://twitter.com/ishii_mit/status/10025748681199616
持続可能なシステムとは
・人間の努力や注意力に依存したシステムは必ず破綻する
・人間がミスしないことを前提にした運用は必ず破綻する…この2点が、どうかもっと周知されますように。
Masatomo Kobayash:) on Twitter: "・人間の努力や注意力に依存したシステムは必ず破綻する ・人間がミスしないことを前提にした運用は必ず破綻する …この2点が、どうかもっと周知されますように。"
社員の努力に依存しないように、「仕組み」で回るようにしないといけませんね。肝に銘じます。。。